個性診断ライフナビ

Perfomance
リーナ・エダ実績
新しい視点と発想で時代を開く

2001RINAプロジェクト
『個性診断ライフナビ』
NECインターチャネル〜

1998年〜2001年

neccap_2

『個性診断ライフナビ』
BODY・MIND・SPIRIT

〜2000年配信スタート!〜

リーナ・エダ
新事業立ち上げ
個の環境学』メソッド企画開発
個性診断ライフナビ』企画開発

『RINAプロジェクト2001』発足!
NECインターチャネルに企画提案書を提出し、1998年に共同開発プロジェクトを発足しました。プロジェクト名は『RINAプロジェクト2001』でスタートしました。

最終的なコンテンツとなった、プロバイダー経由インターネットによる『個性診断ライフナビ』が誕生するまで、様々な側面からソフト開発が行われ、企画が次々と発展していきました。最初は個性診断を行うための問診表をベースにしたコンテンツ開発で、その名称は『個の環境学』でした。『個の環境学』という名称はインスピレーションで私が受け取ったものです。私の会社で『個の環境学』の商標登録を行い、様々なコンテンツへ使用する権利を獲得しました。当時、『個の環境学』は私のお気に入りの言葉でした。

neccap_3

『個の環境学』
個性の探究&診断プログラム

個の環境学とは、
一人ひとりの性質を
この広大な宇宙との関わり合いの中から
自己を見つめさらに観察し、
自分自身の個性の発見と
新たな可能性を探究する学問です。

これらは、最初にNECインターチャネルに企画提案した個性診断のプログラムです。それそれのプログラムは3つの多面的なアプローチから構成されていました。それぞれがMIND・BODY・SPIRITの3つのセグメントから成り立ち、あなたの行動特性、体質や体調、先天的な要素などを問診により診断した上で、総合的な個性の特質を導き出す診断プログラムとして開発が行われました。

〜個の環境学3つのセグメント〜

  1. 行動の科学 MIND
  2. 生命の科学 BODY
  3. 誕生の科学 SPIRIT

 

neccap_4

個の環境学
『Personal File』

個性診断プログラム『Personal File』へ!

個の環境学』の診断プログラムを活用した企業セミナーやコンサルティングを始めたところ、3つのセグメントによる診断結果を分析し、それら診断結果に基づいて教育指導することは、個々人の自己成長に役立ち、自己認識を高めるためのツールとして有意義であるとの結論が出ました。そこで本格的な開発チームが集められ、人材育成を目的とした個性診断プログラム『Personal File』のコンテンツ開発がスタートしました。

neccap_5

個の環境学
『Personal File』
3つのセグメント

個性診断プログラム『Personal File

  1. 行動の科学「MIND」=自己認識診断
  2. 生命の科学「BODY」=基本体質診断
  3. 誕生の科学「SPIRIT」=先天的性質診断

個性診断プログラム『Personal File』は、MIND・BODY・SPIRITの3つのセグメントに基づいた問診票で診断を行い、そのデーターを科学的に分析した上で、個々人のパーソナルファイルを作成し、会社や個人の自宅に郵送するという診断コンテンツサービスでした。

neccap_6

個の環境学
『Personal File』
5つのステップ

〜個性の探究〜
Respect for Individuality・NowAction!

「自分の個性を信じて、今すぐ行動しよう!」この言葉を標語に、個性の探究を目指し自己を確立するためのプログラムを開発しました。自分とは誰か?自分の強みはどこになるのか?そして弱みは?一人ひとりが自らの個性を認識し理解を深め、さらに自己探究のためのツールとして完成しました。個性診断の後は、診断結果を理解するための解説書を同封して診断結果をお送りしました。

neccap_7

neccap_8

neccap_9

個の環境学
『Personal File』
診断結果の解説書〜

neccap_10

個の環境学
『Personal File』
診断ソフトからデジタルコンテンツへ!

『個の環境学』を基軸とした個性診断プログラム『Personal File』が時代の波に乗り、診断ソフトBOOK形式からデジタルコンテンツへ進化を遂げました。これまでの診断ソフトはクライアントが診断を終えた後、診断結果を導き出すためにチェックシートの診断書を1枚1枚確認し、その上で診断書を作成しクライアントへ郵送しなければなりませんでした。デジタルコンテンツの診断ソフトになると、すべてパソコン上で行えるため手離れが良くなり、クライアントにファイルを郵送するだけの手間となります。この時はスタッフ一同、心から喜びました。

neccap_11

個の環境学
『Personal File』
アルゴリズムで自動的に計算し、
診断書を作る!

個性診断プログラム『Personal File

  1. 行動の科学「MIND」自己認識診断180問
  2. 生命の科学「BODY」基本体質診断90問
  3. 誕生の科学「SPIRIT」先天的性質診断45問

MIND・BODY・SPIRITの3つのセグメントに関するそれぞれの問診をパソコン上で行い、その問診結果のデーターを科学的に自動分析した上で、あなたの診断結果を導き出します。その後、あなたのパーソナルファイルを作成し郵送します。科学的に自動分析するプログラムを作成する上で一番大変だったのは、診断基準となるアルゴリズムの作成でした。これには大きなため息をつきながらコツコツと組み立てた記憶があります。完成すれば楽なのですが、できるまでがかなり地獄でした(笑)

neccap_12

個の環境学
『Personal File』
3つのセグメントによる問診表〜

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

neccap_14

個性診断ライフナビ
人材教育向けデジタルコンテンツから、
一般ユーザー向けのデジタルコンテンツへ!

個性診断プログラム『Personal File』の人材教育向けのデジタルコンテンツから、各企業のプロバイダーを経由した一般ユーザー向けのデジタルコンテンツへ、さらなる進化を遂げました。最初は『個の環境学』の診断プログラムの開発から始まり、最終的には一人ひとりがパソコンで楽しむ『個性診断ライフナビ』の開発へと移行しました。これまでの真面目な表現から一気に可愛らしい表現へとシフトし、制作現場も和気あいあい笑い声の中で楽しい仕事となりました。

neccap_15個性診断ライフナビ
東京新聞の取材
東京・三田 NECインターチャネル

個性診断ライフナビ』を開発するにあたり、幾つか障害となったことがあります。TOP画面に使用する画像ですが、ヒーリングアーティストである倉本和人さんの「宇宙でイルカが戯れている姿」を私はディレクションし制作を進めていました。しかし、そのTOP画面を見たNEC本社から厳しいお叱りの声が届き、「イルカが宇宙にいるのはおかしい、夜空の空間に地球が浮いているのはおかしい、けしからん!」と。「このような不自然なアートはTOP画面に相応しくない、消費者からクレームが来たら企業としては困る、すぐにチェンジするように」とのことでした。ここで引き下がってはディレクターとしての尊厳が失われてしまいますので、私はNEC本社まで出向き、この不自然なアートを使用することの大切さを得々と説明しました。しかし聞き入れる様子はまったくなく、私にダメだしするばかりでした。

neccap_16

個性診断ライフナビ
最初のプロバイダーはNEC「BIGLOBE」

そこで私からNEC本社の方々へ一つの提案を出しました。

「TOP画面に相応しいアートを決めるのは、私やあなた方ではなく、実際にこの診断プログラムを利用する消費者(ユーザー)であるべきで、彼らに決めて頂きましょう」と。「まずは予定どおり、TOP画面にイルカのアートを配置し、一週間だけ様子を見てください。多くのユーザーからクレームが届くようでしたら、すぐに用意している別の画像に取り替えます」と。私が断固引き下がらないので、最後はこの提案を受け入れてくれました。先方は根気負けだったのかもしれません。でも、私には確信がありました。多くのユーザーからクレームが届くのではなく、歓びの声が届くことを知っていました。実際、大反響でユーザーからたくさんの問い合わせを頂きました。当時の日本にはヒーリングアートという言葉はなく、ヒーリングアーティストという響きも不思議な印象を与えるものでした。今の時代からは想像できませんが、様々なタブーが存在していました。しかし、デジタルコンテンツの世界は常に時代の先端を走っています。企業の方々が考えるような心配は無用で、ユーザーの方々は常に時代を先取りしているのです。

neccap_17

ヒーリングアーティスト
倉本和人 

個性診断ライフナビ』のTOP画面を飾るヒーリングアートは、倉本和人さんの絵画に決まりました。倉本さんは映画のカメラマンですが、ある日、アメリカのセドナに旅に出かけた時のこと、突然、天啓を受け、ヒーリングアートを描くようになったとのことでした。ヒーリングアートの他には、クリスタルボールを用いたヒーリングミュージックも演奏も行い、音楽CDも発売されています。愛と喜びに溢れるイルカたちの姿がたまらなく可愛いい、イルカたちは私たちに幸せを運ぶ天の使者そのものだと思いました。

neccap_18b

ハワイ州立大学名誉教授
吉川宗男

個の環境学、及び個性診断ライフナビの監修者を決めるにあたり、監修者には学者としてカチカチの人物ではなく、広い視野を持ち時代を先取りする感性を持つ人物を探すことになりました。丁度その頃、東京・青山の瞑想会サロンを通じてご紹介頂いたハワイ州立大学名誉教授の吉川宗男先生がふっと浮かび、早速、監修者としてご参加頂くことをお願いしたところ、とても面白い企画だと褒めてくださり、快く許諾して頂きました。そして『新しい価値の創造』というキーワードを命題として取り上げ、「個の確立」「個の尊重」「個の共生共創」この3つの軸を自己の発展的なプロセスとして築きました。当時、吉川宗男先生が提唱されていた“個のクリエーション”は、この後しばらくして、世界中で唱えられる、新しい時代を象徴する言葉となりました。

neccap_18b0
個性診断ライフナビ』の TOP画面を飾るアーティストが決まり、コンテンツを評価・監督する監修者が決まりました。いよいよ『個性診断ライフナビ』のプログラムを最終的に構築する段階となりました。プログラムを構築する際、前段階の個性診断プログラム『Personal File』の3つのセグメントを3つのカテゴリーに応用し、新規にプログラム開発を行いました。「行動の科学 MIND」「生命の科学 BODY」「誕生の科学 SPIRIT」の3つのコンテンツカテゴリーです。

neccap_18b1

neccap_18b2

neccap_18b3

『個性診断ライフナビ』
〜個の環境学3つのセグメントを基軸に新規開発〜

最後に残された仕事は、コンテンツを配信するための最終的なディレクションになります。『個性診断ライフナビ』のコンテンツを購入するユーザーの年齢は比較的若いユーザーになるので、診断結果のテキストはわかりやすくシンプルな表現に変え、可愛いイラストやカラフルな表グラフなどを付けました。インターネット経由で配信される新しいコンテンツとしてリニューアルさせました。

 neccap_18

個性診断ライフナビ
各企業のプロバイダーにて、
次々とコンテンツ配信がスタート!

個性診断ライフナビ』のコンテンツメニューを制作するにあたり、個性診断プログラム『Personal File』の3つのセグメントをベースにプログラムを構築していきました。コンテンツを購入するユーザーの年齢は比較的若いユーザーになるので、診断結果は優しい言葉に変え、可愛いイラストをつけて、新しいコンテンツとしてリニューアルさせていきました。一方、営業チームは各プロバイダーとの配信のための契約を次々と結んでいきました。これが『個性診断ライフナビ』の最終進化の御姿です〜。最初のコンテンツと比べると、随分、ハートフルで可愛らしい印象になりました。遊び感覚が大切なこともあり、ショートメニューや易を活用したおみくじメニューなども作り、多くのユーザーに楽しんで頂きました。

 

 個性診断ライフナビ』メニュー一覧

neccap_19

個性診断ライフナビ』では、コンテンツを購入する若いユーザーが楽しみながら自分を発見するプログラムを意図してコンテンツ制作を行いましたが、WEBコンテンツであることを考えると真面目であるだけでは物足りず、何より遊び感覚が大切です。そこで、ショートメニュー、問診テスト、易経を活用したおみくじなどサブメニューも数多く導入しました。多くの若いユーザーがワクワクエンジョイしながら遊び感覚で楽しめる自己発見コンテンツとして最終的に仕上げていきました。

『個性診断ライフナビ』
〜診断画面とカラフルな診断書〜  

neccap_21neccap_22neccap_23neccap_24

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

『個性診断ライフナビ』
〜易経64の診断メッセージ〜

neccap_25

neccap_26

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

neccap_20追記

『個性診断ライフナビ』の
TOP画面に使用する絵画を探していた。
倉本和人さんとの出会いは
青山ギャラリーで開催された個展だった。

私の友人であ、
雑誌の編集をしている女性に
連れられてこのギャラリーを訪ねた。
倉本和人氏の第一印象は、
彼の描くイルカのような雰囲気を持つ
可愛らしい人だった。
この日はヒーリングアートの鑑賞会に
とどまらず、
倉本和人氏のクリスタルボールによる
生演奏も聴くことができた。
クリスタルボールの美しい響きが
私のハートだけでなく細胞まで癒した。

最後に名刺交換をしながら、
NECの新規プロジェクトの話をした。
ぜひ、絵画を使用したいと伝えたところ、
一つ返事でOK!をいただき、
イルカの絵画を使用する許可をもらった。
心から感謝!

***

イルカのアートを身近に感じた私は、
出会いの記念に一枚絵画を購入した。
額に入った絵画を大切に抱きしめ、
ワクワクしながら家へ戻り窓際に飾った。
夜の静寂に包まれた頃、
この絵画を見つめながら、静かに瞑想した。

するとイルカたちが
絵画の中から飛び出して来た!

この出来事はあまりに衝撃的で、
私の人生に大きな波紋をもたらした。
この後のコンテンツビジネスは
この瞬間に生まれたのだ。
イルカたちとの出会いに心から感謝💗

2000年の夏の夜だった。

合掌!

PAGE TOP