Music Therapy『音の神秘』

Perfomance
リーナ・エダ実績

新しい視点と発想で時代を開く

Music Therapy
ミュージックセラピー 
1989年〜2002年

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『Music Therapy』

音楽療法
音の持つ力が心身を癒す

リーナ・エダ
セラピスト養成講座 教育指導
ミュージックセラピー教材開発

ヒーリングワーク トレーナー

『音楽療法・ミュージックセラピー』は音楽を幅広く活用しながら、心身のバランスを整え、深いレベルからココロとカラダを癒していく働きがあります。音楽の音色に合わせて呼吸をゆったり整え心を穏やかに保つことで、心拍数や血圧は安定していきます。また、ゆるやかな呼吸と穏やかな気持ちになることで、心身の緊張は解き放たれ、ストレスは緩和され、本来の生命の力が甦ってきます。その他、うつ病の改善や不眠の改善にも効果を発揮し、あらゆる意味で心身の不調和を内側から改善し、美しい調和に満ちた状態へと導く力を持っています。

『音楽療法・ミュージックセラピー』の効用は、心身のストレスを緩和するだけでなく、免疫力を高め細胞を活性化する働きがあるため風邪や感染症などの予防にも効果を発揮します。また、頭脳を活性化させ明晰さをもたらし集中力を高める効果があるので仕事の効率は高まり学習能力も高まっていきます。日々の暮らしの中で、生活の質を向上させる働きがあり、まさに一人ひとりのQOL(クオリティ・オブ・ライフ)が実現されていきます。

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音楽は生活の質を向上させる魔法の杖

『音楽療法』は2種類の療法に分類されています。1つは音楽を聴く受容的なものであり、もう1つは音楽を奏でたり歌ったり踊ったりする能動的なものがあります。どちらの療法にしても、私たちの身体的側面、心理的側面、精神的側面、霊的側面に働きかけ、日常生活の中でバラバラになったココロとカラダをひとつに統合しトータルバランスを整えていきます。ミュージックセラピーは部分的な対処療法ではなく、全体の調和を大切にした包括的なホリスティック療法といえます。

『音楽療法』の歴史は古く、原始社会では自然の音や叩く音、人間の歌声を通じて人々を癒してきました。古代エジプトや古代バビロニアの時代には音楽療法が盛んであったことが明らかになっています。ギリシャ時代の哲学者たちは、様々な病気の原因は肉体と魂の間の葛藤から生まれるものであり、日常生活のあり方や習慣的な側面、ものの考え方やものの捉え方、知的側面と情緒的側面の不調和などに拠るものであると考えていました。こうした不調和を改善し調和をもたらす手段として最も有効なのは音楽の鑑賞や音楽の演奏であると確信していました。ギリシャの哲学者であるピタゴラスやアリストテレスは、“音楽”に医学的な価値を見出していました。彼らは音楽を運動現象として捉え、音楽を聴く人の魂を動かすと考えたのです。ピタゴラスは医術と音楽の関わりを重要視し、アリストテレスは美しい旋律によるカタルシスの効果を唱え、「傷ついた魂の情緒面のカタルシス(浄化)には高揚する音楽や恍惚状態を引き起こす美しい旋律を聴かせることで、本来の正常な状態へ戻る」と述べています。ギリシャ神話に登場する名医であるアスクレーピオス(アクスレピウス)は、情緒的障害の人たちには音楽とハーモニーを処方したと記されています。(※アスクレピウスの杖で有名な人物)

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ギリシャ神話の名医アスクレーピオス

最初に“ミュージックセラピー”の効用に気づいたは、小学校3年生の時でした。自宅の本棚にある百科事典の最後の二巻は音楽と美術に関するものでした。音楽の巻にはシングル盤のレコードが付いていて、その音楽を聴きながら別な世界へ旅していました。どうしてそんなことを始めたのはわかりませんが、学校でのいじめや受け入れたくない出来事が重なると、この現実から逃げ出したい思いが募ります。そんな気持ちが高まると、どこからともなく声が聞こえて来ました。その声は「さあ、カーテンを閉めなさい。百科事典の音楽の巻にあるレコードをかけなさい」といわれたように感じました。その声に導かれるままレコードのシングル盤を聴いていると、私の意識は少しずつ現実から離れ、別の世界へとシフトしていきました。私の魂と音楽が共振共鳴し、その音楽が醸し出す神秘の世界へ誘われて行ったのです。まるで不思議の国のアリスです。私のお気に入りの音楽は「子犬のワルツ」と「展覧会の絵」でした。この音楽を聴くと悲しみも心の痛みもどこかえ飛んでいき、優しい気持ちと歓びがやってきました。この頃から、私にとって音楽は切っても切り離せない最重要な要素(エッセンス)となりました。

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小学校5年生の時のことです。お正月のお年玉や貯まったお小遣いで、最初の買い物をする日がきました。私は真っ先にレコード店に行き、シングル盤を50枚まとめて購入したのです。それほど音楽は私にとって大切なものであり、魂にとって良きクスリであり、魂を元気にする処方箋だったのです。当時、私の購入した50枚の音楽はすべてマカロニウエスタンと米国ウエスタンでした。当時、小学校の授業が終わり自宅へ戻ると、3時から夕方近くまでテレビ番組で西部劇をやっていました。その影響を受けたのだと思います。特にマカロニウエスタンが好きで、エンニオ・モリコーネの大ファンでした。彼の作曲はすべて抑揚があり幻想的であり、別の次元へと誘ってくれるものでした。彼はマカロニウエスタンで名声を得て、後に米国ハリウッドで数々の印象的な音楽を作曲し、アカデミー賞候補になったり、アカデミー賞の名誉賞を受賞しました。世界的に高い評価を得ている人物です。

私の魂を癒してくれる“ミュージックセラピー”の音楽は、百科事典・音楽の巻に搭載されたクラシックミュージックとマカロニウエスタン&米国ウエスタンでした。歌謡曲やフォークソングも聞きましたが、それらはあまりに日常的でセラピー効果はありませんでした。私にとってのセラピーとはある意味、現実逃避できることであり、別の次元や空間へ遊びに行き自らの魂の力を取り戻すことでした。これが最初の出会いとなりました。その後も、私の人生を支える重要な役割を果たし、私は音楽と共に人生を歩みながら大人に成長していきました。

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音楽は私の魂を支える大切な宝物

最初に“ミュージックセラピー”を仕事に活用したのは、1989年に引き受けたTBC東京ビューティーセンターのトレーニング・カリキュラムを組んだ時でした。まだ日本では馴染みのないヒーリングやセラピーの要素を取り入れたカリキュラムで、トレーニングの効果を高めるには、従来のエステシャンの意識から人を癒すセラピストの意識へとシフトさせる必要がありました。素晴らしい教えを丁寧な言葉で語っても知性に訴えるだけで本質的なシフトを引き起こすことはできません。音楽を活用することで一人ひとりの心の防衛が解かれ、素直な気持ちで学ぶ心の姿勢が整います。心が整ってくると、新しい学びや大切な教えを受け容れる素地が生まれます。そうした意識の変化は脳波の波形を通じて確認することができます。日常の脳波であるベーター波が高いと抵抗を感じ、アルファ波が高まると潜在意識が開き、自らの内側に受け取れる情報の許容範囲が広がります。こうした脳波の働きに関しては、近年の大学や病院での研究により効果が実証されています。

TBC東京ビューティーセンターのトレーニングを開始する前段階として、音楽を用いた大切な手順がありました。まず最初はトレーニングルームの波動調整からスタートします。部屋の波動を整えることで環境を整備することになり、受講生を心地良い環境で迎えることができます。次に自らの呼吸を整えながら意識を解放し、受講生をトレーニングするティーチャーとして自覚を高めます。次に受講生を部屋に迎え入れ、一緒に呼吸法を行いながら心身の緊張を解き放っていきます。この状態になってから最初のトレーニングを開始します。実際、トレーニングの中でも数多くの音楽が効果的に用いられ、その効用は絶大でした。トレーニングを通じて受講生の意識は高まり、生活の質の向上へと導かれていきました。ただ心の準備が整っていない人にとっては自らの内面に向き合うことで苦しくなってしまい挫折する人が出ました。どんな物事にもベストなタイミングがあります。タイミングが違うと感じた時は、無理をせず、タイミングがやって来るのを待つ心のゆとりが大切です。

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私がインド・スリランカ・ネパールと人生の旅を続ける中で、数多くの『』に出会いました。宗教寺院から聴こえてくる鐘の音や儀礼のマントラ、神に祈りを捧げるチャントやハミング、街の喧騒や人々の声、どこからともなく響く太鼓や笛の音…。すべてが『』の振動となって私の意識に影響を与えていきました。仏教寺やアシュラムで過ごす毎日の中にも音は息づいています。みんなで唱えるマントラやチャントの響きは意識を変容させ、高い次元へ誘うものとなりました。『』のリズムに意識が乗って視野が広がり、辺りは鮮明に光り輝き、より高い次元からすべてを観察している自分自身に出会いました。観察者としての自分を育てることは瞑想者にとって欠かすことのできないものです。こうした意識の状態へスムーズに導いてくれるのは『』の持つ神秘の力に他なりません。今後、さらに『』の持つ神秘の力が研究されることで、多くの人の悲しみや苦しみを一瞬で解き放ち、無邪気な心と生きる歓びを取り戻すセラピティックな方法として確立されることでしょう。

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音楽は私たちの意識を高みへと誘う媚薬

TBC東京ビューティーセンターのトレーニング・カリキュラムを構築するために必要な音源を探し始めました。当時の日本は、まだ癒しやヒーリングという言葉は解禁されていなかったため、レコード店に行ってもヒーリングミュージックコーナーがありませんでした。唯一、テイストが近かったのはブライアン・イーノが提唱したアンビエント・ミュージックで、アンビエントに関してはコーナーが設けられていました。アンビエントは環境音楽と表現されていて、心身を癒したり解放するセラピュティックなものとは少し趣が違いました。ブライアン・イーノの作品「Ambient」は私のお気に入りで、観察者としての自己を目覚めさせるには適した音楽でしたが、今回のトレーニングで使用するには上級者過ぎるため、返って良い効果が出にくくなってしまいます。もう少し日常の意識のフィールドから優しく内なる世界へ導いてくれる音楽が欲しかったのです。NHKのシルクロードで一躍脚光を浴びた喜太郎の音楽は医療現場でも効果的に使われ始めていましたが、かなりエモーショナルで抑揚が激しすぎるためトレーニングには適していませんでした。

あの頃はインターネットもなく個人がパソコンを所有することもない時代。コンピューターと言えば大型のもので企業が所有するものだったのです。幾度もレコード店へ通っては、候補になる音源を見つけては試聴しましたが、結局、気に入った音楽を見つけることはできませでした。その日の帰り道、ふっと立ち寄った青山の自然食品のお店で思わぬ出会いがありました。そのお店の奥のスペースに自然音や癒しの音楽を販売しているコーナーがあり、すべての音楽CDを自由に試聴することができました。丁度時間にしたら2時間程度だったと思います。そのコーナーに置いてあるヘッドフォンで各々の音楽CDを聴きながら私が探し求めている『音』との出会いを期待しました。そして、ついに私の期待に叶う『音』と出会うことができました。この音楽CDを試聴した時、私の中で何かスウィッチのようなものが入り、鳥肌が立ったことを覚えています。この『音』との出会いが、私の仕事のクオリティーを一層高め、素晴らしい成功へと導いていきました。誠に心から感謝です。

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宮下富実夫『瞑想』
私の仕事の質を高め成功へと導いた音楽

私の心を満たし高揚させたその音楽は、宮下富実夫による『瞑想』『誕生』『やすらぎ』『天使のささやき』この4枚の音楽CDでした。この4枚の音楽はどこか似てるように感じますが、それぞれが違った働きを持ち、その役割をきちんと果たしてくれました。まるで私のパートナーであるかのように私の仕事をサポートしてくださいました。この4枚の音楽CDをそれぞれ効果的に活用することで、TBCトレーニングは質の高いものへと階段を昇り始めました。その音楽はトレーニングを受けているセラピスト候補の女性たちの心を開放し、深いレベルから癒していきました。トレーニングルームは光に溢れた『音』で満たされ、誰もが疲れ知らずで最後までトレーニングを終えることができました。宮下富実夫の音楽は癒しの力を持ち、私たちの魂を深い領域からセラピュティックにバランスを整え、マインドを超えてソウル魂の力を呼び起こすものでした。セラピスト候補の女性たちは、音楽の揺らぎに身をゆだねながら深いカタルシスが起こることを受け容れ準備を整えました。すると魂の内奥にあるいのちの源泉から止めどもなく涙が溢れてきました。この涙はエモーショナルなものではなく心の解放と共に訪れたカタルシスによるものであり、いのちの目覚めの美しい涙でした。彼女たちの目からこぼれる涙は宝石のようにキラキラ輝いていました。素晴らしい瞬間の出来事でした。

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宮下富実夫『誕生』
蘇生から誕生へ。生命の生まれるエネルギーを描いた作品、創造性、生命力を活性化させる音色です。『誕生』は瞑想音楽として胎教音楽として医療関係者から高い評価を得ています。多くの女性たちの出産をいのちの源から支えてきました。

宮下富実夫『天使のささやき』
一人ひとりが天使であることに目覚めるためのエンジェリックな作品、心はやすらぎの中へと広がり、静寂な音空間へ誘う音色です。優しく甘美なメロディーが心の傷を癒し、天使の愛で包みます。ヒーリングセラピーの音楽として高い評価を得ています。

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宮下富実夫『やすらぎ』
やすらぎ、ゆとりを触れるために。女性的に、優しく流れるメロディーと美しいハーモニーに包まれた音色です。『やすらぎ』は瞑想音楽として胎教音楽として、そして環境音楽として各分野の方々から高い評価を得ています。

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muscap_11宮下富実夫
BIWA STUDIO

当時、宮下富実夫は、長野・飯綱高原、標高1250メートルの白樺の森に包まれた素晴らしい環境にBIWA STUDIOを営みながら暮らしていました。そして四季折々の美しい自然と小鳥たちの歌声が響く自然環境の中でヒーリングミュージックは創作されていました。スタジオのスタッフの方々も皆、家族のように仲良くチームを組んで制作にあたる姿が微笑ましく思いました。私は友人に連れられてこのスタジオを訪ねる機会を得ましたが、はじめて会ったとは思えないほど話は弾み、ミュージックセラピーヒーリングに関して色々とディスカッションしながら有意義な時間を過ごしました。数多くあるヒーリングミュージックの中でも宮下富実夫の特徴といえるのは、自然の生命力や自然界の原理、東洋哲学や東洋医学の宇宙観、そして宇宙の中に揺らぐ1/fのゆらぎなどの要素を音の世界に取り入れ創作しているにあります。その中核をなしていたのは『渦』の作り出すエネルギー場の活用でした。東洋思想のベースにある陰陽のうねりを音にうまく取り入れ効果を出すことでした。左渦の流れは解放のエネルギーであり、右渦の流れは一つに統合するエネルギーです。それらは人間にとって必要な集中と解放のバランスを調和させるものでした。実際にコップに水を張り、その特徴を表す音楽をかけながらコップの水の動きを見ていると見事に目的にあった『渦』がくるくる振動を持って回転していきました。私は不思議な思いで、その『渦』をじっと見つめていました。

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音楽が持つ神秘の力
左の『渦』は解放、水の『渦』は統合

私はこれまで瞑想指導やセラピスト養成指導などを通じて音楽への理解を深めていきました。また音の持つ神秘の力を信頼していたので、意識の変容をもたらすカリキュラムやメソッドを構築する際は、優れた音楽との出会いが重要な決め手となりました。宮下富実夫との最初の出会いから、音の神秘を通して意気投合し、何時間も話に花を咲かせ、大いに盛り上がりました。彼の創作する音楽に耳を傾けるたびに、その音色にどこか懐かしさや親しみ感じました。この音楽との出会いは私にとって何か意味深いものであり特別なものであると思いました。帰り際に、「近々、BIWA STUDIO主催でヒーリングミュージックを活用したワークショップを開く予定があるので、宜しければご参加下さい」と声を掛けて頂きました。飯綱高原の美しい空間の中にいると時間を忘れ、まるで目の前から時が消えてしまい、まったく違うスペースにいるように感じました。この場所は聖なるものに守られながら、日常とは違う特別な波動を放っていて、異空間のエネルギー場として存在していると感じました。素晴らしい時を過ごさせていただきました。

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BIWA STUDIO主催

自然の氣が満ちたワークショップ

BIWA STUDIO主催のワークショップに招待され参加したところ、ワークショップのカリキュラムを再構築した方が良いとの思いから幾つか提案を出しました。するとすぐにお返事を頂き、快く提案を受け入れて頂きました。こうしてBIWA STUDIO主催のワークショップの新しいカリキュラム作りと教材作りを行うことになりました。ヒーリングミュージックを活用した様々なメソッドを組み合わせながら、ワークショップのクオリティーを上げていきました。大自然の氣に満ちた場所ということもあり、日本全国から受講生が集まりエキサイティングな時を過ごしました。ワークショップでは、ヒーリングミュージックを基軸にしたものだけでなく、自然の氣を取り入れてブリージングやメディテーションを行ったり、言葉や音の持つ力(言霊・音霊)を学んだり、それらの効用をOリングテストで確認したり、身体を動かすダイナミック・メディテーションを行ったり、大脳生理学や右脳活性法など様々な要素を盛り込みながら有意義なワークショップが生まれました。

BIWA STUDIO主催のワークショップ
長野飯綱高原:ヒーリングニュージックのワークショップを開催(1997年〜1998年)

天河大弁財天社:ミュージックセラピーワークショップを開催(1997年〜1998年)
東京六本木・オリコン:右脳活性呼吸法ワークショップを開催(1999年)

私は2年間、ヒーリングミュージックをベースにした自己変革セミナーのトレーナーとして、BIWA STUDIO主催のワークショップに協力&参加して参りました。

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⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

『オリコン・フューチャー・クラブ』
新しい生き方への提案
エンターテーメントな世界

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宮下富実夫と親交の深かったオリコンの小池社長との出会いで、ユニークな仕事を引き受けることになりました。オリコンの小池社長はボイストレーニングや歌唱法をタレントさんたちに教える際、“右脳活性呼吸法”をカリキュラムに取り入れてました。その呼吸法は左脳の働きを抑えて右脳を活性化させ、眠れる才能を目覚めさせたり、クリエイティビティーを高める効果があり、「右脳歌唱法」という書籍も出版もされ、タレントさんを中心に多くの実践者がいました。当時、東京・六本木にスペースを借りて『オリコン右脳スクール』を開講しましたが、週にわずかしかレッスンがないため、ほとんどは未使用の開いた状態になっていました。ある日、小池社長から「六本木のこのスペースを何かに活用できないだろうか」と相談を受け、スタッフの人たちと検討を重ねた結果、『オリコン・エンターテメント大学』を始めようということになり、小池社長からはGOサインをもらいました。1枠60分のミニワークショップ&ミニ勉強会を行う遊び感覚の大学です。私は時間帯ごとのカリキュラムを組み立て、ユニークな人材を探し総合的なプロデュースを行いました。音楽やアート関係者、美容やヒーリング関係者が講座の中心となりましたが、話題になっていたスプーン曲げや超能力講座などもあり、かなり面白い個性のある人たちが集まってきました。それらカリキュラムの中で“ミュージックセラピー”を取り入れた講座を幾つかプロデュースしましたが、会社帰りの疲れたOLさんたちにとても人気がありました。この頃から時代は少しずつリラクゼーションの価値に目覚めようとしていました。

オリコン・エンターテメント大学』で使用する音楽は、宮下富実夫の音楽が中心でした。これらの音楽CDを活用しながら誘導瞑想を行い、一人ひとりが心の内奥へ誘われながら安らぎを得られる方法やヒーリング効果を生み出す方法などを教えました。また、音楽CDを活用することで自宅でもセルフヒーリングを行えるよう教えていきました。実践された方々は効果の高さに驚き、多くの感謝が寄せられました。数ヶ月後には、『オリコン・エンターテメント大学』は『オリコン・フューチャー・クラブ』へとさらなる構想を発展させていきました。しかし、原点は最初の『オリコン・エンターテメント大学』ので定義した“新しい生き方のための場の提供”であり、その一貫した姿勢で後々まで継承されました。

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『オリコン・フューチャー・クラブ』
オリコンでは21世紀の新しい生き方を創るため、オリコンフューチャークラブを発足させました。入会資格者は、前向きでポジティブに人生を生きていきたいという人なら誰でもOK!です。21世紀の価値観を先取りして、皆様の感性の高揚、健康や右脳活性化のお手伝いをしていきます。

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上記のように、21世紀のテーマを掲げてクラブを発足させました。様々なイベントやユニークなレッスンの場が生まれました。それでも、すべての中心はに『音楽』が存在していました。小池社長とは音楽の力について、瞑想や呼吸法についてディスカッションしたり新しい企画を練ったり、楽しい時間を過ごしました。『オリコン・フューチャー・クラブ』のスタッフ一同、みんなファミリーなメンバーでワクワク楽しみながら遊び感覚でカリキュラム作りに励みプロデュースしていきました。このクラブから『音』の世界を通し、様々なワークショップが誕生しました。

 

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Music Therapy
音楽療法『ミュージックセラピー』

muscap_16宮下富実夫の音楽をベースにした音楽療法『ミュージックセラピー』の教材開発が始まりました。宮下富実夫が創作する音楽は、音と音が組み合わさって、美し倍音を生み出し、その倍音が聴いている人のココロとカラダを包み込んでくれました。そして、その人のココロとカラダが癒されると、最終的にはその人自身のトータルな空間づくりへと発展していきます。その音は正確なリズムとゆらぎのリズムが組み合わさり、リフレイン(繰り返し)の中で私たちの意識を高みまで連れて行きます。「ゆらぎのリフレイン」は、打ち寄せる波や通り過ぎる風のささやき、小川のせせらぎや風が木の葉を揺する音のように、規則的なようで不規則、不規則のようで規則的な繰り返しのリズムで、私たちに心地良さを与えてくれます。それらに音の『』のエフェクトを与えることで、独自の音の波動を創り出すことができます。その成果は、医療や胎教、子供の情操教育、スポーツ選手のメンタルトレーニングなどにも活用され、様々なシーンで注目されています。

リーナ・エダ
音楽療法『ミュージックセラピー』教材作り
ミュージックセラピスト養成講座
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音楽療法『ミュージックセラピー』の教材作りが始まりました。BIWA STUDIOのマネージメントをしている山内一郎さんからの制作依頼でした。これまでの様々な癒しの療法を盛り込みながら、素晴らしい教材が完成しました。心身の健康を考えた時、脳をリラックスさせることは大切なポイントです。“ミュージックセラピー”の教育指導では、脳の働き、脳波の種類、それぞれの波動が意味することを基礎学習として学びます。脳をどのような状態に保つことが健康においてベストなのかはっきり見えてきます。脳のリラックスは心のリラックスに深く繋がっています。

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音楽療法『ミュージックセラピー』
呼吸法と瞑想メディテーションのススメ!

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心身の健康を考えた時に忘れてならないのは、心身の健康=脳の健康でもあるということです。心身を癒すことは脳を癒すことでに繋がっていきます。“ミュージックセラピー”により脳内環境を癒してあげることで、年齢と共に老化し萎縮していく脳神経細胞の働きを助け、回復力を高めていきます。いつまでも若々しく健康であるために、五感を刺激しながら、さらには第六感を養い、精神的な満足を自分自身に与えていくことはもっと重要なポイントです。また、活性化した脳内からは無限のエネルギー補給がなされ、細胞の隅々まで伝わっていきます。

心地良い『』の中に私たち自身を解き放つ時、人間の持つ自然治癒力は活性化され、本来の生命の輝きを取り戻していきます。“ミュージックセラピー”は包括的な療法であり、胎教から始まり、死の淵にあるホスピスの患者さんまで多くの方々の生きる力に貢献し、いのちを育むお手伝いをさせていただいています。

音楽療法『ミュージックセラピー』の効用は、人間の手によるものではなく、音自身によるものだとわかります。『音の持つ神秘』、『音の持つ潜在力』、こうした見えない働きが私たちの細胞に働きかけ、自然治癒力を目覚めさせ、ホメオスタシスの働きにより、多くの人々を“本来のありのままの姿”へと癒していきます。私のスクールのカリキュラムにおいても、パーソナル・セッションにおいても、『』なくしては成り立ちません。『』はこの瞬間も世界にこだまし宇宙にこだましています。『』は宇宙からもたらされる1/fのゆらぎであり、渦のうねりであり、宇宙の大調和です。

 

追記

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

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今の一瞬は
永年の施策にまさる力かもしれない

花々はいっせいに咲き始め
木々は明るい葉に染まり
陽射しはあたりを優しく包む

心は身体の隅々から
春の生気をいっぱいに吸い込む

祈り

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

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